第4回ハーフェレ 学生デザインコンペティション2012
『1個人または1家族が使用する避難シェルターをデザインする』
【課題説明】
本年度のコンペティションでは、建築設計を学ぶ学生の皆さんに、昨年の東日本大震災で感じた想いや経験を忘れることなく、将来に活かしてもらう意味を含め、「避難シェルター」を課題のキーエレメントとしました。
災害時の住居化を目論みつつ、例えば「ライフラインが切れた状況」、「省エネ」、「パッシブハウス」、「自給自足」、「災害時での癒し」、などをキーワードとして思い描いてみると、さまざまな空間デザインの可能性が広がるのではないでしょうか?
各自が取り上げたキーワードを、1個人または1家族が使用する避難シェルターのデザインにおいて、何と何があれば(最低限の)生活が出来て、そしてあと何があれば豊かな生活たり得るのか・・・を考えながら、そのようなストーリーが伝わるような作品を期待しています。
◆審査委員(順不同、敬称略)
・横河 健
建築家・日本大学理工学部 教授
・妹尾 正治
建築家・妹尾正治建築事務所 代表
・中村 拓志
建築家・NAP建築設計事務所 代表
・カール ハーネ
株式会社ハーフェレジャパン 代表取締役社長
◆結果発表
◆最優秀賞(1作品)
・片桐 勇貴・三浦 翔太・森 翔太
東北大学大学院
◆優秀賞(1作品)
・阿部 慎也・佐藤 雄太
日本大学
◆入選(4作品)
横河賞
・山下 竜二
北海道工業大学大学院
妹尾賞
・石原 幹太・伊藤 春樹・古江 志人・遠洞 躍斗
日本大学大学院
中村賞
・京兼 史泰
芝浦工業大学大学院
ハーフェレ賞
・市古 慧
九州大学