第10回ハーフェレ 学生デザインコンペティション2018

『Wellness architecture(ウェルネス アーキテクチャー)』

【課題説明】

 ウェルネスとは?

 ここで言う「ウェルネス(健康)」とは、身体的な“健康”だけを意味するものはありません。例えば、スピリチュアル、メディテーション、笑い、コミュニケーションの広がりなど精神的、社会的なものこそが「ウェルネス(健康)」だと考える人もいるでしょう。

 

 あなたの日常を振り返ってください。授業や課題、人との付き合いやアルバイトなど、毎日忙しい日々を送っているのではないでしょうか?そんな中で「ウェルネス(健康)」の定義を深く考え、自分の導き出した解を「ウェルネス アーキテクチャー」として表現してみてください。 あなたの解をデザインとして具現化するため、本年度は課題として初めて敷地を設定しました。

本年度の課題の敷地設定: 東京都渋谷区を流れる渋谷川を利用した敷地

 勿論この敷地設定はある地域を示しているに過ぎません。川岸や川辺、川の上、川の下、既存ビルの利用など幅広く考えてみてください。商業施設やビルが建ち並ぶごちゃごちゃした都市の中に存在するお世辞にもきれいとは言いがたいコンクリートに囲まれた川。そんな場所に、「ウェルネス(健康)」を追及する建物を建ててみませんか?今回の課題は都市化への挑戦とも言えるでしょう。

 カオスのような都市の中で、心身に「ウェルネス(健康)」を導いてくれるものは、一体何なのか!?その「ウェルネス(健康)」が私たちの生き方、人生をどうデザインしていくのか!?そのための建物は、インテリアは、エクステリアは、空間は、どのようなデザインなのか!? 広義な解釈で未来を見据えた個性あふれるあなたのソリューションをお待ちしています!

 

◆審査委員(順不同敬称略)

・横河 健

 建築家・横河設計工房 代表

・アストリッド クライン

 建築家・クライン・ダイサム・アーキテクツ 代表

・五十嵐 淳

 建築家・五十嵐淳建築設計 代表

・カール・ハーネ

 株式会社ハーフェレジャパン 代表取締役社長

 

◆結果発表

◆最優秀賞 (1作品)

「境界を揺るがす三層の襞」

北九州市立大学大学院 / 清水 伶

◆受賞インタビュー↓↓

 

◆優秀賞(1作品)

「川に憩う」

首都大学東京大学院 / 大林 恵理子・川島 達也

◆受賞インタビュー↓↓

 

◆入選 (4作品)  

横河賞  

「キバラシスカイライン」  

早稲田大学大学院 / 稲葉 隆太

◆受賞インタビュー↓↓

 

◆クライン賞

「緑の再生」  

日本大学 / 島田 雄太・富山 竣紀・細井 大佑・湯田坂 美晴

◆受賞インタビュー↓↓

 

◆五十嵐賞 

「おおきめのほころび」  

日本文理大学大学院 / 金丸 巧

◆受賞インタビュー↓↓

 

◆ハーフェレ賞

「色相と思想」

工学院大学 / 中村 健人・二ツ橋 和樹

◆受賞インタビュー↓↓